avoir mal à
avoir du mal à
avoir le mal
の意味をそれぞれ聞かれたら、皆さんはこたえられますか?冠詞だけで大きく意味が変わってしまうのに、区別するのは難しいですよね。今回は、これら3つの表現を例文つきで解説します。もう忘れることがないよう、例文を口に出して唱えてみましょう!
avoir mal à/avoir du mal à/avoir le mal の違い
avoir mal à 体の部位

「〜が痛い」という意味です。
体の部位が痛む場合には、この表現を使います。

後ろに続く名詞の性によって
àを変形させることを忘れないでね!
avoir mal à la tête 頭が痛い
avoir mal à la gorge 喉が痛い
avoir mal au ventre お腹が痛い
avoir mal au bras 腕が痛い
avoir mal aux yeux 目が痛い
avoir mal aux dents 歯が痛い
avoir du mal à +inf

「〜することに苦労する」という意味です。
inf.は《infinitif》の略で、動詞の原型を表しています。
J’ai eu du mal à comprendre ce que mon professeur a dit.
先生が言っていることを理解するのに苦しんだ。
J’ai du mal à m’exprimer en français.
私はフランス語で自分のことを上手く表現できない。
avoir le mal

この表現は、
avoir le mal de mer (船酔いする)
avoir le mal du pays(ホームシックにかかる)
という形で使用されます。
“mal de mer”, “mal du pays”が「船酔い」、「ホームシック」という名詞句と捉えられるため、冠詞が”le”になっています。

意味を考えれば、冠詞を間違えなさそう!
まとめ
3つの表現、きちんと理解できましたか?
おさらいをしておくと、
avoir mal à 体の部位 (〜が痛い)
avoir du mal à +inf (〜することに苦労する)
avoir le mal de mer (船酔いする)
avoir le mal du pays (ホームシックにかかる)
になります。例文を反復して、しっかりと覚えましょう!
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