フランスのレストランは客に厳しい?恥をかかないための【テーブルマナー全集】

restaurant フランス文化

「フランスのレストランって格式高そう…」

「フランスはマナーに厳しいって本当?」

と思っている方はいらっしゃいませんか?
そうなんです。
フランスのレストランは格式高い上に、押さえるべきマナーがたくさんあります。

Anko
Anko

お客さんの振る舞い方や服装によって態度を変えることは、日常茶飯事なんです…

だからこそ、フランスでのテーブルマナーをしっかりと把握しておきたいですよね。
そこで今回は、日本人にあるあるのNG行為から、よくある疑問までを網羅したテーブルマナーをご紹介していきます。

日本人がやりがちなNG行為

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テーブルの上に物を置く

日本人がついついやりがちなのが、スマホをテーブルの上に置くというNG行為。フランスではテーブルクロスが食器の一部を成しており、パンがクロスの上に直置きされることは日常茶飯事です。(それくらいクロスが清潔であると言う証でもあります。)そのため、テーブルの上に物を置くという行為はご法度です。

テーブルの下に手を置く

料理が運ばれてくるまでの間、手を膝の上に置いてはいませんか?フランスでは、手首の辺りまで手をテーブルの上に出すことが礼儀とされています。ただし、肘をつく行為は日本と同様NGなので気をつけましょう。

Anko
Anko

テーブルの下に武器を隠していないことを証明するためなんだって!

椅子にもたれかかる

フランスのレストランでは、食事中も綺麗な姿勢を保つことが基本です。椅子に背をもたれかけないことはもちろん、背筋は椅子に直角であることが理想的です。「普段そんな姿勢をしないから、徐々にだらけてしまいそう…」という方は、以下のポイントを参考にしてみてください。

ポイント

1,椅子には浅く腰かけ、背中と椅子は拳1個ぶんあける

2,テーブルとの間隔は、拳2個ぶんあける

乾杯でグラスを合わせる

結婚式など特別な場合を除き、グラスを合わせて音を鳴らす行為はNGです。高級店などのガラスは繊細なため、場合によっては破損してしまう恐れもあります。

Anko
Anko

お互いの目を見ながら、グラスを目の高さまで軽く上げて乾杯すれば完璧◎

飲み物を注いでもらう際に手を添える

日本人の私たちは、お酒を注いでもらう時ついつい相手の方へグラスを差し出したくなりますよね。しかし、フランスではテーブルの上に置いたままにします。ワインを注ぐ方にとっても、置いてもらった方が注ぎやすくなります。

また補足ですが、フレンチレストランではワインが3分の1ほどになるとソムリエが注ぎにきてくれます。何も言わないとどんどん注ぎにきてしまうので、断るときは手をグラスの上にかざして合図しましょう。

パンにかぶりつく

パンは一口サイズにちぎってから食べるのがマナーです。パンをちぎったら、パン皿もしくはテーブルクロスに大きい方のパンを置いてから食べ始めましょう。(サンドイッチやトーストはそのまま食べても大丈夫です。)

また補足ですが、パンを料理のソースにつける行為もマイナスな印象を与えます。カジュアルなお店では大丈夫なようですが、高級なお店では控えておきましょう。

食事を取り分ける

フランスでは、基本的に1人で1皿を食べ切ります。前菜からデザートまで一連の流れがあるため、他の料理を挟んでしまっては味が混ざってわからなくなってしまうからです。カジュアルな店では料理をシェアしている光景も見受けられますが、高級レストランではNG行為なので念頭に入れて置きましょう。

写真をひたすら撮る

お食事の際に写真を取る行為は好ましいものではありませんが、最近では多くのレストランが写真撮影を許容しています。高級レストランでは、特に以下の点を踏まえてできる限り迷惑がかからないようにしましょう。(*店が撮影を禁止している場合は控えましょう)

ポイント

1,写真はすばやく撮る
2,写真をとるために立ち上がらない
3,写真をとったらテーブルに置かず、カバンにしまう
4,フラッシュをたかない

飲みすぎて酔っぱらう

フランスの飲食店において、酔っ払っている人を見かけることはまずありません。(路上では酔っ払っている学生を見かけることもありますが…)日本ではお酒に強いことを自慢のタネにする方が多いですが、フランスで酔っ払っている方は白い目で見られる傾向にあります。フランスへいく前に自分の飲める量を把握しておいた方がいいかもしれませんね。

皿を持ち上げる

 フランス料理では、取手のついたお皿以外を持ち上げることはNGです。これは料理を口に運ぶときだけでなく、前後の皿を入れ替える行為も含まれます。しかし、スープの皿を傾けるのは構いません。その際は、左手で皿を奥に傾けて食べましょう。

落としたカトラリーを自分で拾う

西洋で広く共通しているマナーですが、カトラリーやナプキンを落とした際は、お店の方に拾ってもらうようにしてください。近くにスタッフが見当たらない場合でも、自分で拾わずに手を挙げて呼び寄せましょう。

匂いの強い香水をつける

フレンチに限らず、料理は香りも含めて楽しむ物です。料理を邪魔するような強い香りをつけていく行為は、お相手や周囲の方々に対して失礼にあたります。

Aiko
Aiko

香水自体は禁止じゃないけど、柔軟剤やヘアオイルなどの落ち着いた香りのほうがいいかも…

フランスのテーブルマナーに関するよくあるお悩み

バッグの置き場所は?

大きな荷物は、受付で店員に預けましょう。手元に置きたい場合は、スタッフの邪魔にならないよう、引き寄せて置きます。小さいバッグは、隣の椅子か指定された場所に置くことが基本的です。椅子にかけたりテーブルの上に置くのはご法度なので気をつけましょう!

チップはあるの?

料理の値段にサービス料が含まれていることがほとんどなので、基本的にチップを支払う必要はありません。「サービスの対価として払いたいと感じた時にのみチップを残す」というのがフランス人のスタイルです。もし素敵なサービスを受けてチップを払いたいと感じたときは、以下の目安を参考にして見てください。

  • 高級レストラン 食事代の5~10%
  • カフェ  1~3ユーロ
  • ホテル  2~5ユーロ
  • タクシー 2~5ユーロ

ナプキンのマナーは?

料理が運ばれる前に膝におく

ナプキンは二つ折りにし、折り目が自分の方に来るようにして膝の上に置きます。襟元からぶら下げるのはタブーです。また、目上の方より先に手に取る行為もマナー違反です。座ってからすぐに置かなくても構いませんが、料理や飲み物が運ばれる前には膝の上にかけておきましょう。

内側で口の汚れを拭く

ナプキンの端をつまんで持ち上げ、内側で口元を拭きます。こうすることで相手からは汚れが見えない上、自分の衣服が汚れることもありません。この時、自分のハンカチを使わないようにしましょう。「店のナプキンは不清潔だから使いたくない」と言う意思表示として受け取られてしまいます。

飲み物を飲む前は口を拭う

口元に口紅や料理の油がついていると、グラスに付着した際にとても目立ちます。相手に不快を与えないためにも、飲み物の風味を損なわないためにも必要な作業ですので、その都度拭うようにしましょう。

中座する際は椅子の上に置く

席を立つ際は、軽く折り畳んで椅子の上に置きます。きっちりと畳んでしまうと「料理やサービスに不満がある」という意味に捉えられてしまうので注意が必要です。一方、しわくちゃのまま放り捨てていくことも失礼にあたります。

食事後の退席時はテーブルの上に置く

テーブルの上にナプキンを置くのは「食事が終わりました」という合図になります。

「フランスのテーブルマナー」のまとめ

今回は、フランスのレストランにおける礼儀作法をたくさんご紹介しました。しかし、1番重要なことは挨拶を忘れないこと。入店時の印象は、その後の扱われ方に大きく影響します。フランスでは、日本の「お客さまは神様」という精神は通用しません。どちらかというと、スタッフさんの方が高い位置にいるイメージです。そのため、自分から”Bonjours”と挨拶することを忘れずに、今回ご紹介したマナーを実践してみましょう!

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